1949-12-03 第6回国会 参議院 本会議 第25号
戰後の激動、混乱の中に新憲法が施行され、新らしい国家の能勢の下に国民福祉の諸問題は、生活保護法、兒童福祉法その他各種の社会保險法等により、国民は何人も健康にして文化的な生活を享受することができまするように整備されつつあるのでありますが、今尚惨澹たる戰禍や業務上の災害、或いは疾病その他によりまして身体に強度の障害を負い、不慮の災難とは言いながら悲惨な運命に苦しむ人々は、現在凡そ八十万を越えておるのであります
戰後の激動、混乱の中に新憲法が施行され、新らしい国家の能勢の下に国民福祉の諸問題は、生活保護法、兒童福祉法その他各種の社会保險法等により、国民は何人も健康にして文化的な生活を享受することができまするように整備されつつあるのでありますが、今尚惨澹たる戰禍や業務上の災害、或いは疾病その他によりまして身体に強度の障害を負い、不慮の災難とは言いながら悲惨な運命に苦しむ人々は、現在凡そ八十万を越えておるのであります
医療法とか社会保險法とかによりますと国立療養所は一日確か二十点と思います。そうすると百十円で半分が食費だと思います。この差額はどうなつておりますか本当に材料だけで百十円……。外の人件費にかかるのでしようかこの間のそれがどうなつておりますか伺いたいのです。
從つて生活保護あるいは社会保險法によるところの患者の七割というこの定数が、いつまで保たれるかということを一應考えに入れなければならないのです。
四、社会保險法による被保険者の治療をなし得るように図られたいこと。以上が請願の主なる趣旨であります。 以上申上げました六件の請願に対しまして、政府当局においては、目下立案中である法案にできるだけ請願の趣旨を取入れる方針である旨を明らかにされました。委員会は、これらの請願の衷情を酌みまして、これを院議に付して内閣に送付することと決定した次第であります。
一体この極めて社会保險の点において後れておつた日本が、敗戰後における、而も経済危機のこのインフレーションの時代におきまして、こういつたような社会保險法の実施の極めて実際上困難なとこにおいて、これが行われるということにつきましては、一面におきましては社会保險の一環としての我が國最初の失業保險法が実施されるということについては、非常に喜びますと同時に、この現下我々が直面しておりまするインフレーション、経済危機
それでは私ちよつと質問したいのですが、現在社会保險法というものを早く成立させまして、あらゆる面に向つて國民生活の安定を期して欲しいという國民の声が非常に多いのでありますが、これにつきまして、現在政府の方で計画されておりますのは、すでに健康保險法、厚生年金保險法その他の社会保險法に該当するところの保險制度ができております。又只今審議中でありますこの失業保險法案なども当然これに類するものであります。